【奥伊勢シニア旅】フォレストピアに泊まって伊勢神宮参拝

シニア旅

三重県の観光地として外せないのが伊勢神宮です。三重県大台町にある奥伊勢フォレストピアは、伊勢神宮参拝にも便利な宿泊施設。伊勢神宮の別宮 瀧原宮への立ち寄り、外宮の近くまで流れる宮川の上流部散策など、いつもとは違う伊勢神宮参拝旅をご提案します。

旅慣れたシニアに、ちょっと新しい伊勢神宮参拝の旅をご提案

古来より「お伊勢さん参り」は日本人の憧れ。旅慣れたシニアの方であれば、旅行会社の団体ツアーや、電車や車での個人旅行でと、伊勢神宮を訪れた経験を持つ方は多いでしょう。人生の転機や子や孫が増える度に、神様に感謝を捧げたくなるのは自然なこと。何度でも訪れたくなるのが伊勢神宮です。

とはいえ内宮・外宮のどちらかだけの参拝であったり、別宮・摂社までは足を伸ばさず移動してしまったという人が意外に多いのも、伊勢神宮参拝のあるあるです。

この記事では、奥伊勢フォレストピアでの宿泊を利用することで、いつもとは違う伊勢神宮参拝の旅をご提案。時間を気にせずゆったりとした旅を楽しめる、奥伊勢シニア旅をご紹介します。

 

前泊なら、お伊勢さんの朝参りが可能

伊勢神宮早朝参拝

夜明けと共に自然と目覚めた朝。清々しい気持ちのまま、朝参りに向かうというのはいかがでしょう?

伊勢神宮は内宮・外宮ともに1年を通して朝5時から開門しているため、人もまばなら静けさを楽しみながら、参道や社殿を巡ることができます。

伊勢神宮早朝参拝

伊勢神宮にはまた、早朝参拝でしか見ることができない景色や体験がいくつかあります。そのひとつが、毎日行われている日別朝夕大御饌祭(神様に供えるお食事を作る神事)を担う、外宮の忌火屋殿(神様の食事を作る台所)から立ち上る炊煙。たなびく煙や、建物から現れる神職の方々のを眺めていると、何だか自分も神事に立ち会っているような気持ちになるものです。

日別朝夕大御饌祭【神宮公式サイト】

また外宮と内宮では毎月1日、11日、21日に、「神馬牽参(しんめけんざん)」という儀式が行われています。伊勢神宮で飼育されている神馬の様子はいつでも見ることができますが、参拝している姿は貴重。こちらも時間は午前8時前後。神職に導かれた神馬が、参道を巡り神前に参拝する姿を見ることができますのでおすすめです。

 

最後に伊勢神宮参拝でご紹介したいのが、「朔日参り(ついたちまいり)」です。毎月1日に伊勢神宮へ早朝参拝する地域の風習で、内宮前ではこの朔日参りの参拝客をもてなすために、さまざまなお店が早朝から営業しています。

なかでも有名なのが、おかげ横丁にある赤福本店にて販売される「朔日餅(ついたちもち)」です。早い時は午前7時前に売り切れてしまうこともあるという縁起物。それ以外にも朔日参りのおかげ横丁には、朝粥を提供する飲食店があったり、朔日朝市が開催されたりしている、早起きが得意という方は訪れてみてください。

おかげ横丁

赤福本店

※ご紹介した行事やおかげ横丁の営業については、コロナ・ウィルスの流行などによって変更される場合がありますので、事前にご確認ください。

朝参りを楽しむには伊勢神宮近くの宿を利用するのも良いですが、奥伊勢フォレストピアなら伊勢神宮まで車で約45分のアクセスです。朝参りに限らず、午前中からじっくり伊勢神宮や伊勢を観光したいという方にもおすすめなので、ぜひ一度ご検討くださいね。

 

 奥伊勢宮川温泉で参拝の疲れを癒す

 

温泉入口

伊勢神宮参拝の後に、奥伊勢フォレストピアへ宿泊するというのもおすすめです。伊勢や鳥羽あたりの宿に泊まり慣れている方に、いつもとは違うロケーション・森に泊まる体験をお届けします。

奥伊勢フォレストピアがあるのは、紀伊半島の山間部に位置する大台町。大台町はユネスコ・エコパークに認定されている自然豊かな山里で、伊勢神宮外宮の横を流れる宮川の上流エリアでもあります。

伊勢神宮の神事といえば20年に一度の式年遷宮が有名ですが、社殿を新調する木材の運搬に使われたのが宮川です。大台町の山から切り出された木材が、宮川を流れて伊勢神宮まで届けられた歴史に想いを馳せながら、エメラルドグリーンに輝く美しい水面を眺めてはいかがでしょう? 

宮川

宮川は国土交通省が行う全国一級河川の水質調査で、何度も水質の良さを認定されている清流です。奥伊勢フォレストピアへ向かう国道31号線、宮川に沿って伸びているため、ドライブを楽しみながらお越しください。なおフォレストピアノ敷地内を流れる薗川も宮川の支流であり、透明度のある美しいせせらぎが自慢です。

プライベートリバー

また奥伊勢フォレストピアには、地域で唯一の天然温泉「奥伊勢宮川温泉」が湧いており、宿泊客はもちろん地域を訪れる観光客の皆さまに人気です。伊勢神宮を歩き回って疲れた足を、温泉でゆっくり癒してくださいね。

奥伊勢宮川温泉

奥伊勢宮川温泉についてはこちら

さらにフォレストピアは、奥伊勢の森の中にあるため、夕日が落ちる山際の景色や満点の星空もお楽しみいただけます。ご宿泊の翌朝は、敷地内の森や小川をぜひ散策ください。アクティブ派には、すぐ近くの登山口からの北総門山トレッキングや林道ドライブもおすすめです。

北総門山トレッキングについてはこちらの記事もご覧ください

 

伊勢神宮ゆかりのスポット「瀧原宮」へ

瀧原宮

伊勢神宮には正宮に次ぐ「別宮」が23ヶ所あるのをご存知でしょうか。うち14ヶ所は内宮・外宮にあるのですが、残り9所は市内・市外の域外に鎮座しており、そのうちの一つが、奥伊勢にある「瀧原宮(たきはらのみや)」です。

瀧原宮は、古くから「遙宮(とおのみや)」として崇敬を集めてきました。伝承によれば瀧原宮は、伊勢神宮の前身である「元伊勢」と呼ばれる神社のひとつであり、第11代垂仁天皇の皇女倭姫命(やまとひめのみこと)がたどり着いた地とされています。

元伊勢とされる神社は日本にいくつかありますが、瀧原宮は規模こそ小さいものの内宮と同じ構造となっているのが特徴。また神域内の樹齢数百年を越える杉の木立は、不思議とねじれが見られ、今でいうところのパワースポットとして古来より知られていたのでは…という想像をかきたてます。

瀧原宮

瀧原宮

瀧原宮へは、奥伊勢フォレストピアから車で約19分のアクセス。伊勢神宮に向かうルートの途中に少し寄り道する位置にありますので、参拝の前後に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

瀧原宮についてはこちら(伊勢神宮公式サイト)

 

奥伊勢フォレストピアから伊勢神宮へは車で45分のアクセス

最後に、改めて奥伊勢フォレストピアから伊勢神宮へのアクセスについてご紹介します。

お車での伊勢神宮へのアクセスは伊勢自動車道を利用して約45分。内宮・外宮ともに同じぐらいの時間でアクセスすることができるため、参拝の作法にのっとり外宮から訪れても、また朔日参りを狙って内宮から巡るのもよいでしょう。もちろん、伊勢神宮参拝後に奥伊勢フォレストピアにお越しいただくのも旅の形が広がります。

また公共交通機関をご利用の場合は、奥伊勢フォレストピアから送迎バスまたは町営バス利用で三瀬谷駅まで約20分。そこからJRを利用いただけば、JR伊勢市駅まで1時間15分。さらに駅から外宮へは徒歩5分、内宮へはバス15分のアクセスです。

なお、奥伊勢フォレストピアでは宮川山荘・コテージ・キャンプの3つの泊まり方が選べますが、シニア旅なら本館にある宮川山荘でのお泊まりがおすすめです。部屋タイプにもよりますが、一般的なホテルよりも広めに設計された空間が自慢。さらに本館には奥伊勢宮川温泉やレストランも併設していますので、ご入浴・お食事にも便利です。

山荘 和洋室

レストランアンジュでのお食事は、地元奥伊勢の食材を中心とした創作フレンチ。12月から3月にはジビエメニューも登場します。またレストランではワインのほか、地元で200年以上続く老舗酒蔵・元坂酒造の日本酒もご用意しています。

スペシャルディナー

伊勢神宮を参拝し奥伊勢の森に泊まる、いつもとはちょっと違う旅をフォレストピアで。皆さまのお越しをお待ちしています。

宮川山荘の詳細はこちら

お食事についてはこちら

奥伊勢フォレストピアへのアクセスはこちら